test3

外来紹介

精神疾患で医療機関に受診している患者数は、悪性新生物や虚血性疾患などに比して2~4倍多く、また年々増加している。すなわち、精神科医に対するニーズが高まっています。
当科外来では、以下の様な特色のある診療を行なっており、多種多彩な症例が経験できます
・一般外来(統合失調症、気分障害、神経症、依存症、摂食障害etc)
・リエゾン精神医療、緩和ケア診療
・老年期精神医療(もの忘れ専門外来)
・性同一性障害(GIDクリニック)
・児童思春期こころと発達外来
研修内容としては、初診外来の予診担当となり、幅広い病態の患者を対象にして、外来での面接や診察のポイント、適切な診断と治療の技能を修得します。入院で担当した症例は、退院後の外来治療を指導医のもと、自ら担当することもできるので、継続した治療を経験できます。また、専門職(精神保健福祉士、看護師、心理士など)とのチーム医療を通じ、その役割を理解し、連携と協力について学びます。
各専門領域についての詳細は、別途ご紹介文を参照ください。

※単位:万人
※出典:患者調査を元に作成

病棟紹介

icon1

当院の病床数は36床で、精神科では最も手厚い10対1看護を採用しており、平均在院日数は40日を切っています。入院初期から多職種が関わり、心理的関わりやケースワークを適切に実施することで、社会復帰に向けた退院支援を積極的に行っています。
地域の基幹病院、総合病院精神科として、他院、他科との連携を大切にし、身体合併症を有する患者を積極的に受け入れています。そのため、疾患は多岐にわたり、ほぼすべての精神疾患の患者の診察が可能であり、研修により最短では臨床研修終了後3年間で精神保健指定医、精神科専門医の取得が可能です。
平成27年1月より河西千秋教授を迎え、病棟ではこれまで以上に臨床教育に力を入れ指導しています。基本はグループ診療体制で、週に1回チームカンファレンスを行い、各チームで治療方針について話し合います。全体のカンファレンスでは病棟看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士など多職種が意見を出し合い、患者一人一人を多職種で支える多職種チーム医療を行っています。

もの忘れ外来紹介

icon1

高齢化が進み老年人口が増加の一途をたどっており、精神科医が認知症患者を診療する機会も増加する一方であります。当科では、2000年4月より「もの忘れ専門外来」を開設しており、下記のような取り組みを行っております。

1. 認知症の早期発見と鑑別診断、それに基づく治療方針の決定。
2. 他の医療機関ではあまり実施していない高度・特殊な検査。
例)脳機能画像検査(脳血流SPECT、Dat Scan、MIBG心筋シンチグラフィー)、脊髄マーカー検査
3.合併症・周辺症状への急性期対応。
4. PSW・ケアマネージャーとの連携により、認知症の人にとっても適した地域包括ケアシステムの構築。

上記の診断・治療・ケアについて、研修医の先生も一通り自信を持って出来るよう、教育環境が整っております。大学以外の地域の病院でも、認知症患者さんを診察する機会が多く、若いうちにノウハウを学ぶ機会が必須です。さらに、専門医を目指す場合、当科は日本老年精神医学会の認定施設になっており、専門医取得も可能です。