11月4-5日、高知県高知市、幡多市で自殺未遂者支援のための講演、研修会を実施しました。
高知県各地から様々な職種の方が参加し、レクチャーやグループワークなどを通じて自殺未遂者支援について学んでいただきました。
本講演、研修会は令和4年度厚生労働省自殺未遂者等支援拠点医療機関整備事業の一環として実施されました。
10月28、29日に東京都葛飾区で開催された第35回日本総合病院精神医学会総会で石井貴男教授(保健医療学部)、柏木智則助教、石橋竜太朗助教がポスター発表を、河西千秋教授が「自殺のリスク評価と対応」というテーマで教育セミナー行いました。
それぞれのポスター演題は以下の通りです。
石井貴男教授:「がん患者の自殺予防を目的としたケース・マネジメント介入:フィジビリティ研究」
柏木智則助教:「消防・救急隊員と医師・看護師における自殺企図行動に対するAttitudeの比較・検討」
石橋竜太朗助教:「札幌医科大学附属病院高度救命救急センターに搬送された自殺企図事例の実態調査」
10月25日、神経精神医学講座オータムセミナーを開催しました。
現地+zoomでのハイブリッド開催で、医学部1年生から初期研修医2年目の先生まで、様々な人が参加してくれました。
セミナーでは石橋竜太朗助教が「サブスペシャリティから考える精神科の魅力」、ときわ病院の館農勝先生が「児童青年期の精神医学について」をテーマに講演をおこない、河西千秋教授、柏木智則教室長から神経精神医学教室での研修、選択クリクラの説明をおこないました。
今後も感染対策をおこないながら、様々な行事を企画していきたいと思いますので、奮ってご参加ください。
9月30日、10月1日にさいたま市で開催された第30回日本精神科救急学会学術総会に古俣皓涼医師(大学院生、診療医)、下出崇輝医師(非常勤診療医)、石橋竜太朗助教が参加し、ポスター発表をおこないました。
また、河西千秋教授が「総合病院における精神科救急」をテーマとしたシンポジウムの座長を務めました。
発表演題は以下の通りです。
古俣医師、石橋助教
「札幌医科大学附属病院高度救命救急センターに搬送された自殺企図事例の実態」
下出医師
「子どもの精神科救急入院治療についての検討」
9月9-11日に熊本市で開催された第46回日本自殺予防学会総会で佐野医師(大学院生、帯広厚生病院精神科勤務)、津山心理士、岩木精神保健福祉士、煤賀看護師が一般演題・ポスター発表を行いました。
また、河西教授(日本自殺予防学会副理事長)、津山心理士が心理技術職を対象に同会期中開催された、「自殺リスクへの介入と自殺予防のための研修会」の講師を務めました。
発表演題は以下の通りです。
佐野医師
「自殺企図患者(未遂者)の家族:企図直後の心理とその推移」
津山心理士
「新型コロナ・ウイルス感染症流行による医系大学新入生の生活・健康問題」
岩木精神保健福祉士
「自殺未遂者の自殺再企図防止のためのアサーティブ・ケース・マネージメント介入(救急患者精神科継続支援):介入前後の支援環境と受療状況」
煤賀看護師
「自殺未遂者家族への支援のありかたに関する予備的研究:就職後に自殺企図した20代の未遂者の家族から語られた思い・苦悩」
9月17日に札幌医科大学で開催された、助産師・母子保健従事者スキルアップセミナーで河西教授が「産前産後のメンタルヘルス支援と自殺予防、助産師に期待すること」という演題で講演をおこないました。
本セミナーは、地域で安心して子どもを産み育てることができる環境づくりの一貫として、看護・助産実践に関する能力等の質的向上をはかることを目的に札幌医科大学保健医療学部が主催するセミナーで、第1回目の今回は「周産期の課題:子どもの虐待死と妊産婦の自殺の予防に取り組む」というテーマでした。
河西教授の講演のあとには本学保健医療学部看護学科正岡教授を座長に「専門職が行う子育てとメンタルヘルスの支援、課題と打開策」をテーマとしたパネル・ディスカッションがおこなわれました。
9月12日、河西教授が帯広厚生病院で初期臨床研修医向けのセミナーをおこないました。
帯広厚生病院は十勝地方の広い2次医療圏を支える中核病院であり、同院精神科には4人の同門医師が在籍している関わりの深い病院です。
また、臨床研修病院としても高い人気を誇っており、今回も多数の初期臨床研修医の先生がセミナーに参加してくれました。
当教室の専門医プログラムに少しでも興味をお持ちの方は随時見学を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
大学院生の成田診療医と保健管理センター所属の津山心理士が8月24-27日にデンマークのコペンハーゲンで開催された19th ESSSB(European Symposium on Suicide and Suicidal Behaviour)でポスター発表をおこないました。
北海道精神神経学会第141回例会で優秀演題賞を受賞した柏木助教、佐野先生(大学院生、帯広厚生病院)に賞状が授与されました。
柏木先生、佐野先生おめでとうございます!
8月17日、恒例の水曜セミナーが開催されました。
今回は河西教授による「職域のメンタルヘルス支援」がテーマで、産業精神保健の基本的な考え方、流れ等について河西教授のこれまでの実務経験を交えてお話いただきました。