北海道公立大学法人札幌医科大学医学部 神経精神医学講座


北海道公立大学法人札幌医科大学医学部 神経精神医学講座

NEWS

精神科薬物療法セミナー

2022年06月08日

6月8日、橋本准教授の「精神科薬物療法セミナー」が開催されました。

スライド100枚以上の大ボリュームのセミナーでしたが、基礎的な事項から学ぶことができ、今回も多くのメディカルスタッフが参加していました。

道内各地の関連病院へのzoom配信も恒例となりつつあります。

精神療法セミナー

2022年05月18日

5月18日、田所准教授の「精神療法セミナー」が開催されました。

昨年度から始まった本セミナーですが、非常に好評であり、今回も後期研修医のみならず看護師、心理士など多職種が参加し、熱心に耳を傾けていました。

また、道内各地の関連病院にもzoomでのライブ配信をおこない、こちらもたくさんの参加者がいました。

第3回目も楽しみです。

教室セミナー

2022年04月28日

4月27日、教室セミナーが開催され、砂川市立病院から赴任した石田智隆助教が「砂川市立病院での経験」というタイトルで認知症診療を中心に講演してくれました。

砂川市立病院での経験をもとに非常にわかりやすい講演であり、各職種からさまざまな質問が飛び交い、有意義なセミナーとなりました。

石田助教のさらなる活躍に期待しております。

PPST研究会第1回東日本セミナー

2022年04月17日

4月15日に開催されたPPST研究会第1回東日本セミナーで当教室助教の石橋竜太朗先生、精神保健福祉士の岩木敦子先生が「救命救急センターに搬送された自殺未遂者に対する多職種協働によるアサーティヴ・ケース・マネージメント介入」のタイトルで講演いたしました。

自主臨床研究「札幌市における救急患者精神科継続支援導入患者の実態調査」についてのご説明

2022年04月04日

 

自主臨床研究「札幌市における救急患者精神科継続支援導入患者の実態調査」についてのご説明

  •  はじめに

自殺は世界的にみて主要な死因のひとつであり、経済的、社会的な影響も強く、自殺予防は重要な問題であると考えられています。

当研究グループでは救命救急センターに搬送された自殺未遂者に対して、自殺再企図抑止効果が検証されている「救急患者精神科継続支援」を実施しております。

本研究は、札幌市内で「救急患者精神科継続支援」を実施している医療機関の患者登録情報を活用し自殺未遂者の実態を明らかにすることを目的としております。

今回参加をお願いする臨床研究は“自主臨床研究”と呼ばれるもので、実際の診療に携わる医師が医学的必要性・重要性に鑑みて、立案・計画して行うものです。この臨床研究については、当院の臨床研究審査委員会の審議に基づく病院長の許可を得ています。臨床研究に参加されるかどうかはあなたの自由意志で決めて下さい。参加されなくてもあなたが不利益を被ることはありません。

 

  •  研究対象

2017年4月1日〜2027年12月31日までに、札幌医科大学附属病院、市立札幌病院、北海道医療センターにおいて、精神科救急継続支援を実施された自殺未遂者を対象にしています。

予定症例数は当院100名、研究全体で300名を予定しています。

 

  • 研究方法

2017年4月1日〜2027年12月31日までに、札幌医科大学附属病院、市立札幌病院、北海道医療センターにおいて、精神科救急継続支援を実施された自殺未遂者の診療情報を用いて、後方視的に調査を行います。

 

  • 使用する情報

患者基本情報、精神科診断、ケースマネジメント情報、自殺企図・自傷行為歴、治療アドヒアランス、心理検査結果など

 

  • 研究内容・費用負担

精神科救急継続支援を実施された自殺未遂者を対象に、診療情報を用いて、診療データから情報収集を行います。

本研究を行うことで費用負担が生じることはありません。

 

  • 個人情報の管理について

本研究では個人情報の漏洩を防ぐため、個人を特定できる情報を削除し、データの数値化、データファイルの暗号化などの厳格な対策を取っています。本研究の実施 過程及びその結果の公表(学会や論文等)の際には、患者さんを特定できる情報は一切含まれません。

 

  • 情報管理責任者

この研究で使用する情報は、以下の責任者が管理します。

札幌医科大学医学部神経精神医学講座 河西千秋

 

  • 情報の保存・二次利用

収集したデータは、神経精神医学講座内の鍵のかかるロッカーで研究者責任者が保管し、本研究に関与する研究者以外は閲覧することがないように管理します。尚、保存した情報を用いて新たな研究を行う場合は、臨床研究審査委員会にて承認を得ます。

研究結果は、報告書として公表されます。また、医学専門雑誌への投稿及び学術集会における発表を適宜行います。結果の公表(学会や論文等)の際には、患者さんを特定できる情報は一切含まれません。

 

  • 診療データを提供したくない場合

2017年4月1日から2027年12月31日までの間で、ケースマネジメントを受けられた方の中でこの研究に診療データを提供したくない方は、2028年2月1日までに下記まで連絡ください。お申し出をいただいた時点で、研究に用いないように手続きをして、研究に用いられることはありません。この場合も、その後の診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

ご連絡いただいた時点が上記問い合わせ期間を過ぎていて、あなたを特定できる情報が既に削除されて研究が実施されている場合や、個人が特定できない形で既に研究結果が学術論文などに公表されている場合は、解析結果からあなたに関する情報を取り除くことができないので、その点はご了承ください。

 

  • 研究期間

病院長承認日から2028年3月31日まで

 

  • 問い合わせ先

本研究について知りたいことや、ご心配なことがありましたら、遠慮なく担当者にご相談下さい。

〒060-8543 北海道札幌市中央区南1条西16丁目

札幌医科大学医学部 神経精神医学講座

神経精神医学講座 教授 河西 千秋    (研究責任者)

神経精神医学講座 准教授 田所 重紀     (研究分担者)

神経精神医学講座 講師 石井 貴男     (研究分担者)

神経精神医学講座 助教 柏木 智則    (研究分担者)

神経精神医学講座 助教 石橋 竜太朗     (研究分担者)

神経精神医学講座 診療医・大学院医学研究科 成田 賢治  (研究協力者)

神経精神医学講座 診療医・大学院医学研究科 大江 開   (研究協力者)

神経精神医学講座 診療医・大学院医学研究科 佐野 智章  (研究協力者)

保健管理センター 公認心理士 津山雄亮  (研究協力者)

 

連絡先 平日日中(9時〜17時)

神経精神医学講座 電話011-611-2111(内線35180)

夜間・休日

4階北病棟 電話011-611-2111(内線35240、35250)

村山先生、日本精神神経学会において、2021年度の国際学会発表賞を受賞されました。

2022年02月19日

村山先生は、発表演題名「Correlations between regional cerebral blood flow and psychiatric symptoms in dementia with Lewy bodies without parkinsonism」で、2021年度の国際学会発表賞を受賞いたしました。おめでとうございます!

下出崇輝先生、第46回北海道児童青年精神保健学会で優秀発表賞を受賞!

2022年02月18日

2月6日に開催された第46回北海道児童青年精神保健学会で当教室診療医の下出崇輝先生が優秀発表賞を受賞されました。

演題名は「札幌医科大学付属病院GIDクリニックを受診した児童思春期症例」です。

おめでとうございます!

12月15日 浜松医科大学医学部神経精神医学講座 山末英典先生を招聘し、メンタルヘルス講習会を開催いたしました。また、当科から田所准教授が本学でCOVID-19対応の最前線にいる看護師を対象に実施した研究のご紹介をいたしました。

2021年12月29日

12月15日 浜松医科大学医学部神経精神医学講座 山末英典先生を招聘し、メンタルヘルス講習会を開催いたしました。また、当科から田所准教授が本学でCOVID-19対応の最前線にいる看護師を対象に実施した研究のご紹介をいたしました。

 

 

北海道精神神経学会 第140回例会優秀演題賞のお知らせ 12月5日(日)にオンライン開催された第140回例会では、 優秀演題賞の発表は当日ではなく後日とさせていただいておりましたが、 下記演題に決定致しましたので、会員の皆さまへ御報告申し上げます。 優秀演題賞 ◆COVID-19 流行下における自殺関連行動の特徴 北海道大学病院 精神科神経科 内藤 大先生 ◆「自殺再企図防止のための救急患者精神科継続支援」を受けた自殺企図患者の心理社会的特徴 札幌医科大学医学部 神経精神医学講座 菅原夏海様

2021年12月28日

北海道精神神経学会 第140回例会優秀演題賞のお知らせ

 

12月5日(日)にオンライン開催された第140回例会では、

優秀演題賞の発表は当日ではなく後日とさせていただいておりましたが、

下記演題に決定致しましたので、会員の皆さまへ御報告申し上げます。

 

優秀演題賞

◆COVID-19 流行下における自殺関連行動の特徴

北海道大学病院 精神科神経科 内藤 大先生

◆「自殺再企図防止のための救急患者精神科継続支援」を受けた自殺企図患者の心理社会的特徴

札幌医科大学医学部 神経精神医学講座 菅原夏海様

第140回北海道精神神経学会が12月5日に開催されました。

2021年12月12日

当科がホストとなった第140回北海道精神神経学会が、12/5に開催されました。当医局、関連病院からは村山先生、小熊先生、佐野先生、古俣先生(来年度入局予定)、心理士からは長尾さん、菅原さん、精神保健福祉士からは岩木さんが発表いたしました。それぞれが発表したタイトルは以下となります。今後も当科からは精神医学の発展のために、積極的に発表していきます。

村山友規「レンボレキサントの使用経験:アテネ不眠症尺度による評価」

小熊貴之「当科におけるレンボレキサンとの使用調査」

佐野智章「レビー小体型認知症患者に対する修正型電気けいれん療法の適応と効果」

古俣晧涼「人工透析患者に生じた抗菌薬関連脳症の一例」

長尾智誠「肥満外来受診患者の心理社会的評価」

菅原夏海『「自殺再企図防止のための救急患者精神科継続支援」を受けた自殺企図患者の心理社会的特徴』

岩木敦子「メンタルヘルス支援と自殺予防のためのケース・マネジメント介入を実施した乳がん患者の一例」

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