8月3日、10日と2週にわたって河西教授、田所准教授による「カルテ記載セミナー」が開催されました。
診療において最も基本的かつ重要なな内容であり、昨年度と同様、専攻医のみならず初期研修医、心理士、作業療法士など多数の参加がありました。
セミナー後のディカッションも盛り上がり、盛況のうちに終了しました。
7月3日(日)にオンライン開催された北海道精神神経学会第141回例会の優秀演題賞が下記演題に決定いたしましたのでご報告申し上げます。
◆「自殺のハイリスク者に対応する第1介入者のAttitude」
札幌医科大学医学部神経精神医学講座 柏木 智則 先生
◆「自殺企図患者(未遂者)の家族:企図直後の心理とその推移」
帯広厚生病院精神科 佐野 智章 先生
6月30日、7月1日に神戸市で開催された第27回日本緩和医療学会学術大会で、川村舞心理士が優秀演題賞を受賞いたしました。
演題名は「COVID-19禍におけるがん患者の孤独感とレジリエンスに関する調査」です。
おめでとうございます!
7月3日、北海道精神神経学会第141回例会が開催されました。
当教室からは専攻医の廣瀬奨真先生が「性欲の異常亢進と誤診されていたRestless Genital Syndromeの一例」を、診療医の姜徹求先生が「皮膚寄生虫妄想を呈したレビー小体型認知症の一例」を、菅原夏海心理士が「病院内の自殺事故予防と事後対応:教育プログラムの効果」を、柏木智則助教が「自殺のハイリスク者に対応する第1介入者のAttitude」を発表し、関連病院からも数多くの演題発表がおこなわれました。
また、午後は「精神医学の哲学への招待」のテーマでシンポジウムが行われ、田所重紀准教授が登壇しました。
6月29日、教室セミナーが開催され、本学保健医療学部作業療法学科教授の池田望先生より「急性期精神科作業療法」をテーマとして講演いただきました。
精神科作業療法の基礎的な話題のみならず、歴史や研究など幅広くお話いただき、大変興味深いセミナーとなりました。
また、長年に渡り当教室を支え続けてくれた石井貴男講師が令和4年7月1日付で本学保健医療学部作業療法学科の教授に就任することを祝して、セミナー後に写真撮影をおこないました。
※撮影時のみマスクを外しています。
令和4年6月27日、神経精神科の病棟が4階北病棟から4階南病棟に移転となりました。
リノベーションされた新病棟で引き続き診療に励んで参りたいと思います。
第118回日本精神神経学会学術総会が6月16-18日に福岡で開催され、
河西教授、田所准教授、柏木助教、石橋助教、岩木精神保健福祉士、津山心理士がワークショップ「複雑事例を通して学ぶ自殺予防のエッセンシャルズ」でファシリテーターを務めました。
田所准教授が「精神療法の技法はなぜ逆説的にならざるを得ないのか?」、『「感情の障害」とはどのようなことか?』の演題でシンポジウムに登壇しました。
望月診療医が「北海道の性別違和専門外来における当事者の自殺リスク」の演題でポスター発表を行いました。
その他当教室同門の先生方の発表も多数ありました。
6月8日、橋本准教授の「精神科薬物療法セミナー」が開催されました。
スライド100枚以上の大ボリュームのセミナーでしたが、基礎的な事項から学ぶことができ、今回も多くのメディカルスタッフが参加していました。
道内各地の関連病院へのzoom配信も恒例となりつつあります。
5月18日、田所准教授の「精神療法セミナー」が開催されました。
昨年度から始まった本セミナーですが、非常に好評であり、今回も後期研修医のみならず看護師、心理士など多職種が参加し、熱心に耳を傾けていました。
また、道内各地の関連病院にもzoomでのライブ配信をおこない、こちらもたくさんの参加者がいました。
第3回目も楽しみです。
4月27日、教室セミナーが開催され、砂川市立病院から赴任した石田智隆助教が「砂川市立病院での経験」というタイトルで認知症診療を中心に講演してくれました。
砂川市立病院での経験をもとに非常にわかりやすい講演であり、各職種からさまざまな質問が飛び交い、有意義なセミナーとなりました。
石田助教のさらなる活躍に期待しております。